フォトフェイシャルの醍醐味は、何といっても『シミ治療』です。しかしどんなしみでもフォトフェイシャルの適応になるかというと決してそのようなことはありません。しみの中でも要注意のものがあるのです。だからこそ、医師の初めの肌診断、経過診断が重要になり、どのように治療するか?をしっかり計画をたてることが重要です。軽い気持ちでフォトフェイシャルを受けてしまうと後悔することになります。

特に『肝斑』は要注意!

肝斑は雑誌、メディアなど様々なツールを介して知られるようになった反面、トラブルも増えた気がします。肝斑は主に頬に左右対称性にある地図状の色素斑ですが、中には肝斑ではない色素斑も『肝斑』と診断されていたりと、専門でも診断が困難な例が多いもの特徴です。そして紫外線、妊娠、ピル内服だけでなく、接触性の刺激も容易に悪化する要因であり、医原性のものもあり、とにかく厄介な色素斑なのです。そんな肝斑、フォトフェイシャルは適応となるでしょうか?私自身は『ならない』と思っています。肝斑はとにかく過剰な刺激で容易に悪化、悪化してしまうと手が付けられません。フォトフェイシャルはソフトとだから・・と甘い考えがあると痛い目を見ます。フォトフェイシャルは顔全体に照射するということ、スポットサイズがレーザーよりも大きいこと、ソフトな光だからと肝斑にとっては強く照射されがちであることが肝斑の適応にならない要因と思っています。どのしみよりも肝斑は慎重に対処しなければなりません。(ちなみに当院では肝斑に対しては別の治療で対処しております)

そしてフォトフェイシャルと名を売って、正確な診断もされず、様々な施設(エステやもちろん医療施設でも)で光照射が行われていることが本当に注意しなければならないことと思っています。

下の写真はエステ店で光照射の施術をされ、肝斑色素が悪化、炎症後色素沈着も併発した例です。

肝斑、悪化 肝斑、悪化

こうなってしまうと、さらに厄介になります。この色素を改善するのに年単位でかかりました。

黄色人種の肌は肝斑に限らず、色素については敏感です。ちょっとしたことで新たな色素斑がでたり、悪化したりします。その理由は肌にある色素産生細胞、その周囲の環境の変化が関与するからです。本当のしみ、肝斑治療はレーザーやフォトフェイシャルでとるだけではないと言いことを施術者も皆さんも理解することが本当に重要なことになります。

当院では肝斑や炎症後色素沈着に対してはフォトフェイシャルは行いません。もっと改善が速く、悪化のリスクを負わない良い治療があるので。

※横浜、桜木町駅前の美容皮膚科、テティス横濱美容皮膚科は、フォトフェイシャル最新機種『m22』を使用し治療にあっています。フォトフェイシャルはそばかす、しみをはじめ、赤ら顔、、肌のハリ回復に効果を発揮する施術です。当院では、医師が照射にあたります。